「信託報酬」という言葉、聞いたことはあるけどよくわからない——という方は多いです。実はこの手数料の差が、20年後の資産に数百万円の差を生みます。NISAで投資信託を選ぶ前に必ず知っておくべき知識です。
信託報酬とは?わかりやすく解説
ゆい
「信託報酬ってよく目にするけど、結局何のお金なの?」
たくや
「投資信託を保有している間、毎日少しずつ差し引かれる「運用管理手数料」だよ。年率で表示されていて、例えば0.1%なら100万円の投資に対して年間1,000円。小さく見えるけど、長期では大きく変わってくる。」
ゆい
「毎日差し引かれてるの!?気づかないところでお金が減ってるんだね。」
たくや
「そう。しかも「支払った」という実感がないのが厄介。信託報酬が高い商品を選ぶことは、確実にリターンを削るデンジャー(危険)な選択なんだ。」
信託報酬の差が20年後の資産にどう影響するか
月3万円を20年間積み立てた場合(年率5%の運用益、信託報酬を差し引いた実質リターンで比較)
| 信託報酬 | 代表的な商品 | 20年後の資産(概算) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 0.057%(最安水準) | eMAXIS Slim オルカン | 約1,227万円 | 基準 |
| 0.5% | 一部インデックスファンド | 約1,179万円 | 約48万円の損 |
| 1.0% | 一般的なアクティブファンド | 約1,120万円 | 約107万円の損 |
| 2.0% | 高コストファンド | 約1,008万円 | 約219万円の損 |
ゆい
「0.057%と2.0%で200万円以上変わるの!?同じ金額積み立てても全然違う…」
たくや
「これが「信託報酬は低いほど良い」と言われる理由だよ。0.1%以下を選ぶだけで、何もしなくても将来の資産が何十万円も変わってくる。ここはリスク(不確実性)の話じゃなく、確実にかかるコストの話だから。」
信託報酬の確認方法と低コスト商品の選び方
- 確認場所:各証券会社の商品ページ → 「目論見書」または「手数料」欄に記載
- 目安:インデックスファンドは年0.1%以下が優良。0.05%台なら最高水準
- 注意:信託報酬以外に「信託財産留保額」「購入時手数料」もあるが、NISAで選ぶ優良商品のほとんどは購入時手数料0円(ノーロード)
| 商品名 | 信託報酬 | 投資対象 |
|---|---|---|
| eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) | 年0.05775% | 世界株式 |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 年0.09372% | 米国株式 |
| eMAXIS Slim 国内株式(日経225) | 年0.143% | 国内株式 |
| SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | 年0.0938% | 米国株式 |
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まとめ:信託報酬は「選ぶだけでコントロールできるコスト」
たくや
「運用成果は誰にも予測できない。でも信託報酬は自分で選べる。低コストの商品を選ぶことは、リスク(不確実性)なしに確実に有利になれる唯一の選択なんだ。」
ゆい
「eMAXIS Slimシリーズを選んでおけば間違いないんだね。手数料のことを知らずに高い商品を選んでたら怖かった!」
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✍️ この記事を書いた人
スマートライフナビ編集部
旧NISAから継続して積立投資中。低コストインデックスファンドで長期積立を実践しています。